警察庁は、聴覚や言語に障害があり、110番通報が困難な人に向けて、スマートホーン
(携帯電話も可)を利用して文字や画像で通報できる「110番アプリシステム」を開発し、
9月中旬から運用開始すると発表しました。
警察庁によると、専用のアプリをダウンロードし、氏名などを登録して利用する形で、
起動すると「何かありましたか」「救急車の手配は必要ですか」など事件や事故など、
現場状況の質問項目が表示される仕組みになっています。
【注意】 ただし、10月31日現在ダウンロードできるのはアンドロイドのみです。
iPhoneのアプリはまだ開発中です。
iPhoneのアプリのダウンロードが出来るようになったら、改めてお知らせします。
滋賀県では、現在「メール110番」が運用されており、あらかじめ指定されたメールアドレスに
メールを使って通報します。しかし、出張や旅行で県外に赴いたときには利用できないなど制約もあります。
今回の「110番アプリ」では、スマホの位置情報を基に、通報時にいる場所の警察につながりますので、
どこにいても利用できるようになります。
また、現在、国と日本財団が実施している「電話リレーサービス」では緊急電話は対象外となっており、
「110番アプリ」の活用で緊急時の通報が可能になります。
詳しいことは、下の一般財団法人全日本ろうあ連盟の「警察庁の緊急通報「110番アプリ」の運用開始」を
参照ください。
ホームページ → https://www.jfd.or.jp/2019/09/27/pid19656
「110番アプリ」の利用や操作方法について詳しく知りたい方は、聴覚障害者センターのIT係までお問い合わせ下さい。