この度、滋賀県立聴覚障害者センターの所長に就任いたしました。当センターが開所して26年を迎えますが、開所とともにセンターの業務に携わり、センターとともに育ってきた私にとって、所長を任されることは大きな使命を感じるとともに、阪神淡路大震災の年に開所し、東日本大震災から10年を迎え、このコロナ禍でセンターを取り巻く情勢が厳しい中、今後のセンターを担っていくことに対して身の引き締まる思いです。
これまでセンターで仕事を続けてこられたのも、センターを利用する聴覚障害者の方々を初め、各事業において協力を頂いている関係団体や関係省の方々、役員や職員のみなさんの御陰だと感じております。
今年度はセンターの体制が変わるだけでなく、電話リレーサービスの開始や遠隔での手話や要約筆記の派遣なども導入され、様々な場面でオンラインを活用する場面が増えてくることでしょう。
今後、世の中の変化に対応しながら、これまで一緒に頑張ってきた職員一同を初め、聴覚障害者のみなさんや関係団体等なかまのみなさんとともにセンターの運営と事業の発展に取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いいたします.
センター所長 小竹 安治